【家庭療育】我が家流自閉症児のお箸トレーニング

うちの娘が普通のお箸で食事が出来るようになるまでの練習法と進捗状況を記録しました。

 

3歳2ヶ月でようやくコップを使えるようになったくらいのレベルなので、お箸の練習も焦らず、丸一年かけてゆっくり進めました。

 

今日は、娘の練習方法と箸トレの注意点などを書いていこうと思います。

我が家流お箸トレーニング

娘が3歳になったばかりの頃、お箸トレーニングを始めました。

 

箸だけを練習するのではなく、ハサミで切る練習、ペンで書く練習、手指を使った遊びなども取り入れて、手先の巧緻性アップを目指しました。

 

3歳0ヶ月

ダイソーで買った補助箸で練習を始めました。

 

エジソン箸を使わせようとしたら、どの指をどこに入れたらいいのかすら解らなかったようなので、簡単そうなダイソーの補助箸から始めました。

 

この頃、丸を書く練習を始めました。

 

3歳1ヶ月

手先を使う訓練として、安全な「ねんどはさみ」で切る練習をさせました。

 

チョキチョキ

 

3歳2ヶ月

エジソン箸の練習を始めました。

 

紐にビーズを通す遊びなどをしました。

 

3歳3ヶ月

エジソン箸に慣れてきました。

 

この頃、はさみで1回切りの練習をしていました。

 

3歳4ヶ月

クッキングや、

 

工作などをして、手先を使う訓練をしました。

 

3歳5ヶ月

線を引く練習や、

 

クリップを留める練習をしました。

食べ物を掴んだり切ったりするためには、指の力を鍛えるのも大事だと思います。

 

3歳6ヶ月

この頃、理由は全くわかりませんが、偏食がほぼ改善しました。

 

外食を楽しむ日々。

 

3歳7ヶ月

エジソン箸の練習から、

 

普通のお箸の練習へ移行しました。

最初は「にぎり箸」でもいいので、とりあえず使わせてみることにしました。

 

3歳8ヶ月

お箸で一生懸命おせんべいを食べようとする娘。

 

「こうやってつかむんだよ」とやってみせても、なかなかうまくいかないようです。

 

「お母さん指」と「お兄さん指」で上の箸を動かすんだよと、指に顔を描いて教えてみたりもしました。

 

難しいねー

 

どうしても「にぎり箸」になるようです。

 

3歳9ヶ月

「にぎり箸での食べ方」が、メキメキ上達。

このままではマズイと思い、一旦エジソン箸に戻して正しい持ち方の練習をさせました。

 

こむぎこ粘土でドーナツを作ったり、

 

洗濯ばさみアートをしたりして、手先の訓練をしました。

 

3歳10ヶ月

普通のお箸の練習を自発的に再開しました。

 

バナナを切る練習をして、

 

クレープや、

 

チョコバナナを作ったりしました。

 

3歳11ヶ月

ついに正しい持ち方で食べられるようになりました!

 

明治コーヒービート(コーヒー豆の形をしたチョコ菓子)を、上手につかんで食べられるようになったのを見て、

お箸練習完了

と致しました。

 

お箸の練習に使ったもの

ダイソー補助箸、エジソン箸、子供用箸を使って練習しましたが、食べ物は「うまい棒」を一番多く使いました。

 

うまい棒シリーズ

 

うまい棒は、

子どもが喜んで

価格が安く

いろんな味があって飽きず

1本ずつ食べきれて

お箸で掴みやすい

という素晴らしいお菓子だったので、お箸の練習用に常備していました。

 

うまい棒deお箸トレーニング

まずは、子どもに好きな「うまい棒」を1本選ばせます。

 

適当な大きさに切り分けます。

 

慣れてくると、袋の中でサクサク切れるようになるので、まな板を汚さずにすみます。

 

浅めのフチのある皿で、あまり大きすぎないものに入れてあげると食べやすいと思います。

うちでは、100円ショップで買ったグラタン皿を使っていました。

 

練習時間を決める

子どもがお腹を空かせている時に練習させようとすると、早く食べたいのにうまく食べ物を掴めなくて、イライラしてしまうかもしれません。

かといって、お腹一杯の時に練習させようとしても、あまりモチベーションが上がらないかもしれません。

 

うちでは、娘が園から帰宅した時、「3時のおやつ」といって練習させていました。

 

給食をあまり食べられず、お腹が空いているような時は、先に軽くバナナやパンを食べさせました。

 

子どもの「やりたい」を引き出す

娘は、うまい棒を一本食べ終わると、まだ食べたいらしく、

「もっとお箸の練習したい」

と言ってくるので、1日2本までOKにしていました。

 

何事も「やらされている感」があると、なかなか続かないと思うので、毎日の食事を普通のお箸で食べることを強要するより、上達するまでは子どもの好きなお菓子を使って、おやつの時間などに練習させるのも良いと思います。

 

箸の練習だけに捕らわれない

身辺自立の中でも、お箸トレーニングは難しい方だと思います。

 

いきなり箸を使っての練習が難しそうであれば、下準備として指先を動かしたり、指の力をつけたりする遊びなどを取り入れて、少しずつステップアップしていくのが良いと思います。

 

普通のお箸で食事をすることは、脳の発達にとても良いそうです。

「できないからやらせない」

ではもったいないので、面倒ですが少しずつでも練習はさせた方が予後がいいかもしれません。

 

お箸トレーニングの注意点

最後に、お箸トレーニングをする上での注意点ですが、

エジソン箸は長く使うと普通の箸への移行が難しくなる

と思っておいた方が良さそうです。

 

まだ箸トレが終了していない子のママさん3人に話を聞いたところ、エジソン箸に慣れてしまって、普通のお箸を拒否するようになってしまったそうです。

 

一度習慣付いたものは、なかなか変えられないのが自閉症児の典型なので、「補助箸を使うのが当たり前」になる前に、なるべく早く普通の箸へ移行することをオススメします。

 

「補助箸は最初から使わない」が理想ではあると思いますが、不器用な子が多い発達障害児にはハードルが高すぎると思うので、うまく補助箸も取り入れながら、徐々に普通のお箸に移行していったら良いと思います。

 

発達障害児の親にとって、お箸トレーニングは難関の一つですね。

ものすごく面倒ですが、頑張りましょう!

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