【年末調整】給与所得者の扶養控除等(異動)申告書で障害者控除を受けよう

我が家では今年、3歳の娘の療育手帳を取得したので、

「所得税・住民税の障害者控除」

を受けることにしました。

 

「年末調整」と「確定申告」の2通りの方法がありますが、今年は夫が職場から持ち帰った「給与所得者の扶養控除等申告書」に記入をして提出しました。

 

今日は、16歳未満の子供の障害者控除申告手続きについてまとめました。

障害者控除の概要

障害者控除とは

納税者本人、同一生計配偶者(注)または扶養親族が「所得税法上の障害者」に該当する場合に、一定の金額の所得控除を受けられること。

障害者控除は、扶養親族の適用がない16歳未満の扶養親族を有する場合にも適用される

(注) 同一生計配偶者とは、納税者の配偶者でその納税者と生計を一にするもの(青色事業専従者等を除く。)のうち、合計所得金額が38万円以下である者

 

障害者控除の対象となる人

精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある人(全て特別障害者に該当)

児童相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センター、精神保健指定医の判定により、知的障害者と判定された人(このうち重度の人は特別障害者に該当)

精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている人(このうち障害等級が1級の人は特別障害者に該当)

身体障害者手帳に身体上の障害がある人として記載されている人(このうち障害の程度が1級又は2級の人は特別障害者に該当)

など(詳しくは国税庁HPまたは申告書裏面にて)

 

「特別障害者」と「一般の障害者」の区別

特別障害者:障害の程度が重度(A)

一般の障害者:それ以外(B)

 

障害の程度は手帳に記載されています。

うちの娘の場合は「B判定」で、「一般の障害者」に該当します。

 

 

療育手帳の判定は、東京都など「A・B」ではなく、「1度~4度」に分けられている所もあります。

特別障害者:1度・2度

一般の障害者:3度・4度

※障害の判定区分は地域によって異なるため、分からない場合は福祉課などで相談してください。

 

控除される税金の額

一般の障害者 特別障害者 同居特別障害者
●所得税控除額 27万円

●住民税控除額 26万円

●所得税控除額 40万円

●住民税控除額 30万円

●所得税控除額 75万円

●住民税控除額 53万円

(※)同居特別障害者とは、特別障害者である同一生計配偶者又は扶養親族で、納税者自身、配偶者、生計を一にする親族のいずれかと常に同居している者のこと。

 

扶養控除等申告書の記入例

申告書の記入箇所は、

主たる給与から控除を受けるC(障害者、寡婦、寡夫又は勤労学生)

住民税に関する事項(16歳未満の扶養親族)

の2か所です。

 

C(障害者、寡婦、寡夫又は勤労学生)欄の記入例

「1 障害者」に丸をつけます。

我が家の場合は子供1人が「B判定」なので、「一般の障害者」の「扶養親族」のところに「1」と記入しました。

 

【記入例】一般の障害者1人の場合

 

※障害が重度(A)の場合は「特別障害者」、同居している場合は「同居特別障害者」になります。

該当する箇所に人数を記入してください。

 

左記の内容

手帳の種類(療育手帳、身体障害者手帳など)

障害の等級(A、1度、1級など)

交付年月日

子供の名前

同居の有無(特別障害者に該当する場合)

を記入します。

 

【記入例】一般の障害者の場合

 

※特別障害者に該当する場合は、氏名のあとに同居または別居と記載してください。

【記入例】重度の子と同居している場合

 

住民税に関する事項

子供の名前

個人番号(マイナンバー)

続柄

生年月日

住所または居住

所得の見積額

を記入します。

 

【記入例】

 

障害者控除の添付書類

障害者控除を受けるのに必要な添付書類はありませんが、会社によっては確認のため、手帳のコピーなどを添付するように言われることもあるかもしれません。

 

我が家では、子供の障害のことを周囲に隠してはいないので、念のため療育手帳のコピーを添付しました。

 

障害者控除の手続きは簡単

手帳の申請をした時に役所からもらった書類に、税金控除について書かれた項目がありましたが、

「税金優遇されるのはありがたいけど、なんだか難しそうだなー」

と思っていました。

 

実際には、年末調整または確定申告の書類に必要事項を記入するだけで、とても簡単にできました。

 

少しでも税金の負担額が減れば、その分子供にかけられる教育資金が増えるので、公的補助を受けることに抵抗がなければ、やっておいて損はないと思います。

 

以上、年末調整における障害者控除の申告書の書き方でした!

コメントは受け付けていません。